印刷通販の使い方(比較)
みなさん、テレビCMで見かける、ラクスルなどの印刷通販を利用したことありますか?
しかし、どのように印刷通販の使い方がわからない。うまく注文することが出来るか不安。
また、いま使っている印刷会社が使い慣れている。
などの理由から、印刷通販を使わないでいませんか。
この記事では、印刷通販と街の印刷屋さんを、5つのポイントで比較しています。
また、印刷通販の使い方も紹介しているので、参考にしてください。

こんな方におすすめの記事です。
・印刷通販の利用メリットが知りたい。
・印刷屋さんと何が違うのか知りたい。
・印刷通販の使い方を知りたい。
まず、最初に結論から言います。
印刷通販を利用する最大のメリットは「印刷代が安い」ことです。
次に、「納期が早い」ことです。
なので、印刷通販を利用しない手はないです。
しかし、印刷通販の利用には、デメリットもあります。
それは、印刷物のデザインデータの準備をしないといけない。
また、印刷物の仕様も、すべて自分で決めないといけない点です。
このような、印刷通販と印刷屋さんとの違いを、5つのポイントで紹介していきます。
そして、みなさんに合った印刷会社選びの参考にしてください。
印刷通販の使い方【5つのポイント】
1.価格で比較
例えば、店頭で配布するチラシを100枚印刷するとします。
この場合、印刷通販を使って印刷するのが、断然安くて、納期も早く便利です。
しかし、新聞折込チラシを10万枚印刷するならどうでしょうか?
一度に大量に印刷できる印刷機を持っている印刷屋さんの方が、安く印刷できます。

●ネット印刷【筆者体験談】
チラシ1,000枚を印刷通販でつくったことがあります。しかし、こちらのミスで、印刷をやり直すハメになりました。(汗) でも、刷り直しで2回の印刷をしても、費用は印刷屋さんと同じくらい。納期も間に合いました。やはり、印刷通販は使い方次第で、便利でお得と実感しました。
【追記】この記事を書いた時は、大量印刷は印刷屋さんが向いていると書いています。
しかし、最近では、大量印刷にもラクスル・グラフィックなど対応した印刷通販もあります。
2.納期で比較
また、納期については、印刷屋さんの場合、制作枚数や加工によって納期が決まります。
また、印刷屋さんは、営業日(休業日除く)で納期を決定ます。
しかし、印刷通販は、特定日を除いて休業日がありません。
なので、その分、納期が早くなります。
また、印刷通販は、発送までの日数によって、料金が変わります。
当然、納期が長いほど、印刷料金は安くなります。
なので、印刷通販の使い方としては、早めの注文がお得です。
ここで1つ、印刷通販を利用する場合の注意点があります。
それは、印刷通販は、お届け先によって到着までの日数が違ってきます。
なので、「納品日」でなく「発送日」で納期を決める点です。
●ネット通販の価格の安さは納期にあり!!
ネット印刷は納期までの期間が長くなると価格が「安く」なります。これは、納期に余裕があると、印刷機の空いている時間に印刷することが出来ます。また、仕様が同じ他の注文と一緒に印刷することで、印刷機の稼働率を上げ、価格を安く設定することが出来るからです
3.品質で比較
品質面は、ネット印刷と印刷屋さんに大差はありません。
これは、印刷の品質の指標となる線数(175~210以上)をクリアしていれば、通常のチラシやダイレクトメールなどの商業印刷の場合、どちらを利用しても問題ないでしょう。
しかし、発色、品質にこだわる美術印刷は、専門の印刷会社に依頼するが良いでしょう。
また、 印刷通販にも、200線数以上の印刷機で高品質の印刷を行う会社があります。
仕上がりの品質にこだわるなら、グラフィックは、高品質にも対応したネット印刷会社です。

4.サービスで比較
そして、ここでは、サービスの違いについて、比較してみます。
まず、印刷のもととなる原稿=印刷デザインデータについてみていきます。
印刷に慣れていない方にとって、デザインデータの準備はむずかしいかもしれません。
その点、印刷屋さんでは、デザインの相談から、制作までお任せすることが出来ます。
しかし、印刷通販では、そうはいきません。
デザインデータを自分で準備して、入稿しなければなりません。
万が一、データに文字などのミスがあっても、そのまま印刷されてしまいます。
この点が、印刷通販を利用するの最大のハードルかもしれません。
しかし、最近では、印刷通販もこれらの不安に対応したサービスを準備しています。
それが、デザインテンプレートの提供です。
このテンプレートは、手順通りに入力していくと、デザインが完成します。
また、入稿作業まで同時に完了することが出来ます。
下記に、ラクスルのテンプレートの例を添付してます。興味のある方はご覧ください。
このように、印刷通販には、自分でテンプレートを利用して、デザインデータの制作から入稿まで行うことが出来ます。
また、デザイナーに依頼したい場合は、ココナラなどのスキルマーケットで外注をすることもできます。

5.利便性で比較
最後に、利便性(サポート)の点から、比較していきます。
まず、印刷屋さんは、担当営業のアドバイスなど、しっかりサポートしてもらえます。
また、印刷通販は、24時間365日、自分のタイミングで注文やで入稿が出来ます。
そして、アドバイスを受けたい場合は、サポート窓口と電話やメールでのやり取りが可能です。
また、印刷通販では、ダイレクトメールの発送や、チラシの新聞折込・ポスティングなどの一括サービスを提供しています。
これによって、印刷物を配布するところまでも、一括で印刷通販会社にお願いできます。
なので、印刷通販は使い方によって、便利でお得に利用できます。
印刷通販の使い方【まとめ】
このように、ネット印刷、印刷屋さんの両方にメリット・デメリットがあります。
では、ここで、それぞれの、メリットをポイントでまとめておきます。
【印刷通販のメリット】
・印刷代が安い
・納期が早い
・テンプレートなど、デザインデータ制作のサポートサービスがある
※新聞折込やポスティング、ダイレクトメールの発送といった一括サービスも提供している会社もあり
【印刷屋さんのメリット】
・原稿(デザイン)も任せることが出来る
・しっかりしたサポートで、きっちりと仕上げてくれる。
筆者も、印刷物の種類によって、印刷通販と印刷屋さんは使い分けています。
みなさんも、状況によって、印刷通販と印刷屋さんを使い分けるのがよいでしょう。
また、印刷通販のサービスや、利便性も日々向上しています。
なので、一度試してみる価値ありだと思います。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございます。
では、また。とも-Dでした。
